会社経営の最近の傾向として、アメリカナイズされてきたなと感じます。また、人件費を出来るだけ抑えようという経営者が増えています。物やサービスを売って、費用を除いた金額が利益となります。この中で現在最も削られているのが、人件費だと言われています。退職金がない正社員やボーナスがない契約社員、派遣社員、アルバイトを雇うと、人件費を浮かすことが出来ます。また、年配者より若手のほうが、賃金は安くてよいです。特に、単純作業であるアパレルや飲食店でこのような傾向が強いです。飲食店でも高級割烹や寿司店ではなく、その辺にあるごく普通の飲食店ですけどね。後、インセンティブやノルマ等を付ける企業が多くなりました。そして、多くの営業社員を雇い、達成できない者の首を斬るというやり方で大きく成長する会社も多いです。経営者のビジネス手腕としては素晴らしいですが、ブラック企業ということでも有名です。勿論、転職率はとても高く、毎年、大量の新入社員を雇っています。求人倍率が上がっても、正社員になれない新卒者は、たくさんいます。だからこそ、このようなビジネス手法が、通用するわけです。